東陽町の心温まる家庭的な親子丼

飲食店訪問レポート

東陽町の蕎麦屋「石挽 いわもと」に行ってきました。閑散とした住宅街にひっそりとしたたたずまいで、店構えからは穏やかな雰囲気が伝わってきます。営業は11:00~14:00までの昼のみです。私は11:40頃に入店しました。

店内はこぢんまりとしていて、テーブル席のみで10人ほどしか入れません。グループで来ているのはマダムの2人友達くらいで、あとはサラリーマン男性一人客がいるくらいでした。私は親子丼セットを注文しました。

結構スムーズに届きました。親子丼の見た目は王道で、鶏肉、卵、三つ葉以外には材料はありません。醤油の風味がしっかりと効いており、濃い味わいです。何か色々な調味料を入れているわけではなく、家で作ったようなシンプルでほっとするような味わいでした。親子丼の卵の量は多く、たぶん溶き卵で2つ、さらに卵黄1つが中央に乗っており、かなり贅沢でありがたいです。溶き卵は柔らかでふんわりとしていました。つゆだくなので、黄身を崩して味わうとさらに味わいがまろやかになりました。

鶏肉は少なかったのですが、これが絶品でした。どうやって火入れをしているのか、低温調理ではできないくらい柔らかい仕上がりとなっていました。うまみが多く、一口二口と少ない量でも十分に満足できるくらいです。どこかの地鶏を使用しているのかもしれません。

家庭的な、おいしくほっとする親子丼でした。狭い空間で静かに食べるお客さんたちや、退店時にママがにっこりとしてくれたのが印象的でした。自然と帰り道に背筋が伸びるような、満足感を得て帰宅しました。

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